絵本を読もう

ちびつっきんだった頃、出会った本の数々は、今思えば私の原点であるような。
子供の頃の本との出会いって、不思議な出会いなのかもしれません。

児童書というと、なんだか子供のための本?
ちがうと思うの、ほんとうは。
でも、ジャンルわけもある意味必要よね。だからとやかく言わない。
星の数ほどある児童書の中で私が出会ってきた本達
私にとっては私を作ってくれた今でも大事な宝物なのです。
小さい頃に出会った本、大好きな絵本画家赤羽末吉さんのこと、大人になって出会った本などなど
ご紹介したいと思います。


子供の頃に出会った本ってこんなふうに心に残っているものなんだよ。


おおきなおおきなおいも
鶴巻幼稚園・市村久子の教育実践による
福音館創作童話シリーズ 絵:赤羽 末吉

めくってもめくってもずんずんつづくおいもの絵。
「いもらす1号、いもらす2号!」とおならで飛んでく子供達。
「おいも」と聞くとなぜかにんまりしてしまうそのわけは
なんと ここにあったのね。
大好きな赤羽末吉さんの作品を調べているときに再会し
この作品も赤羽末吉さんの作品と知ったとき
「私の原点を見つけた」という感激に包まれて。

やさしい ライオン

作・絵:やなせたかし フレーベル館
紅い表紙と、大きな大きな目のライオン。
とにかく優しい目。ライオンのお話。
覚えていたのはそれだけ。
・・・だけどずっと心に残ってたその瞳。
「アンパンマン」のやなせたかしさんの作だと知ったのは
大人になってからのこと。
今読んでも泣けるんだよね。

大きい一年生と小さい2年生

作:古田 足日 偕成社
女の子が好きなホタルブクロの花を、気弱な男の子が取りに行く。
覚えていたのはそれだけ。
だけど、ずっとホタルブクロってどんな花だろうって
そう、子供の頃から気になっていた。
大人になって偶然近所で出会ったホタルブクロは
ほんわりと光りを抱いてはにかんでいた。
本のタイトルを思い出したのも、ずいぶん後になってから。
心の中で咲き続けたホタルブクロ、私の大好きな花。

不思議なかぎばあさん

作:手島悠介 岩崎書店
かぎ束をじゃらじゃら持って突然現れるおばあさん。
家中の古い鍵を集めて私もかぎ束を作ってみたりして。
だけど、どこも開けられなかったさ。
そして、おばあさんの作る「ポークソテー」ってどんなだろうと思っていたら!
母がなにげに作ってくれた豚のロース肉に
溶きたまごを絡めて焼いたものと知ったとき、
かぎばあさんはほんとにいる!と思ったもんです。
おかげで豚肉食べられるようになったんだ。

ひとまねこざる

作・絵:エッチ・エイ・レイ 岩波のこどもの本
黄色い表紙にいかにもいたずらな・・・ペンキで「ね」の字を書いているおさるの「ジョージ」
いたずらっこなのに憎めないおさるの「ジョージ」
読み終わった後、
にやっと笑ってる自分のことが好きだったのです、私


少しずつご紹介していきますね。お楽しみに!

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